News 立教150年記念 金光教講演会 ハワイ会場

 ハワイ区域は、金光教ワイパフ教会を会場に、信奉者大会(大会テーマ・金光教ビッグバン)に併せて開催し、六十一人が参加した。【金光教報-天地】

 はじめに本部の和泉布教部長から開催の願いが述べられ、続いてロデリック・橋本師(北米センター所長・バンクーバ)が講話した。

 講師は、自身の信心機縁や歴代金光様から頂いた御取次の内容を紹介した後、教祖様の人生の転機であった四十二歳のご大患について触れ、「実意丁寧が、神様の願いを引き寄せる重要素である」と語った。

 そして、「立教神伝はご神願の開示であるが、それは人間中心から神様中心への生活転換の要請であり、ここに『神と金光大神と私たち』のあいよかけよの世界が開かれた。『神の幸福=人間の幸福』実現のためには、私たち一人ひとりがご神願を担う自覚が必要である」と述べた。

 続いて、「十七歳の時、二回の大事故に遭ったが、奇跡的にも無傷のおかげを頂いた。その際、当時のサンフランシスコ教会長だった松井文雄師から、『半年間で二度も命を救われたことは、神様にもわけがある』というお言葉を頂き、教師を志した。それが私にとっての『立教神伝』だった。私たちは、一人ひとりが人生の転機である自分の『立教神伝』を頂いており、そこに込められた願いを現すことが大切である」と語った。

 質疑応答では、講師が北米・ハワイ布教の大きな可能性について触れ、「まずは一人ひとりが信心を語ること。現在、求められているのは、信仰知識や教義などの知的興味ではなく、信心による精神性の向上など、魂からあふれ出すものだ」と述べた。

 その後、ビデオ『ひとすじの道』を鑑賞した後、参加者それぞれが「私の立教神伝」の作成に取り組んだ。

News Update:2008/11/04


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