News 立教150 年記念 金光教講演会 新潟会場

 新潟会場(主催・新潟県第一・第二教会連合会)は、9月7日、新潟市内のウェルサンピア新潟で開催され、九十七人が参加した。【金光教報-天地】

 開会行事では、「立教百五十年御礼祈願詞」を全員で奉唱した後、大代信治信越教務センター所長が、「立教百五十年というお年柄は、喜びの心で受け継ぎ現されてきた一日一日の積み重ねである。それは一人ひとりの信心生活の中身であり、後々の人々のものでもあり、さらに大きく豊かにできるよう取り組んでまいりたい。ご神縁を頂く者として、立教百五十年のご内容を、喜びと願いをもって、わがこととして参画させていただきたい」とあいさつした。その後、ビデオ『ひとすじの道』を鑑賞し、引き続いて、「人はみな神の子」と題して、本部派遣講師・今泉明師(愛知・豊川)の講演が行われた。

 講師は、「『神の子』といういとし子には、神様から見守られているという面と、人を助ける働きを現すという面がある」と前置きして、はじめに「一、わが子と申す神の子」として、自らの生い立ちや豊川教会に養子として入った経緯、実の両親とのかかわりなどを語り、会場には涙をぬぐう姿が見られた。次に「二、神心とは、すべての人が宿している心」として、「神心には、ありがたいと思う心、かわいい・かわいそうと思う心、人に喜んでもらいたいと思う心がある。それを常に磨いていかないと、小さなものになる」と語り、最後に「三、日々の生活の中で神の心を現わす」として、「今を大切にし、今のここに心を込め、最善を尽くし、祈るという積み重ねが大切である。神様はどう思われているか、その神心を頂いていくことが、命を生ききっていくことになる。神の子として神の願いを現し、神の子同士として互いに大切にする生き方を、進めさせていただきたい」と語った。

 閉会行事では実行委員長が、「だれもが生活や家業のなかで助かっていく信心を、教祖様が身をもって現してくださった。その家業の行にそれぞれが生活のなかで取り組み、心が喜び安心できるおかげをこうむってまいりたい」とあいさつし、「真心(しんじん)の道を迷わず失わず」斉唱と「天地書附奉体」をもって終了した。

News Update:2008/10/30


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