News 教祖様のご神徳を称える

 明治16年10月10日、教祖金光大神様は現身(うつそみ)のお取次を終えられた。以来、永世生き通しのお働きにより、多くの人々が神縁に結ばれ、救い助けられてきた。【金光新聞】

 そのお働きにお礼を申し上げ、来年の立教150年に思いを致して、 9月28日、10月2、5、10日の4回にわたり、本部広前祭場でご大祭が仕えられた。

 大祭初日の朝、秋の深まりが感じられる境内では、会堂をはじめ、教祖奥城(おくつき)、立教聖場で、参拝者が天地金乃神様、教祖金光大神様へお礼の祈念をささげた。

 午前9時30分、祭場で祭典が始まった。楽の調べに導かれ、教主金光様、職員(しきいん)と参列教師が参向し、着座。「ひかりと慈しみの中で」の合唱に合わせて帳(とばり)が開かれた後、「神前拝詞」「取次唱詞」を奉唱する力強い声が祭場内に響き渡った。

 続いて、教主金光様がご神前に進まれ、祭詞をご奏上。教祖様の尊いご生涯をたどりながら、「教祖様に始まる生神金光大神取次のお働きは、時代社会の移り変わりが激しい中に代を重ねて受け継ぎ現され、人が助かり、教会が国の内外に生まれ、教団の働きも進展し、信奉者諸々が立ち行く大みかげを受けてきたことは感謝の極みである」と、そのご神徳をたたえられた。そして、立教150年に向けて進められている教団の営みへの神導き、金光教講演会や金光北ウイングの建設成就などを願われた上で、「世界の平和と人類の助かりのために全教の祈りを結集し、神と人とあいよかけよで立ち行く在り方を世界に顕現するとの、ご神願成就のお役に立たせて頂きたい」(口語訳要旨)と奏上し、玉串をささげられた。

 この後、参拝者総代による玉串奉奠、佐藤光俊教務総長のあいさつがあり、「金光大神賛仰詞」奉唱、「親神のよざしのままに」斉唱で祭典は終了。祭員退下後には吉備舞が奉納された。参拝者は祭典を通し、教祖様が生涯をかけて求め現された「人を助けて神になる」生神の道を受け継ぎ現していきたいとの願いを強くしていた。

News Update:2008/10/16


最近の News 5

  • 金光新聞データストック
  • 金光図書館ホームページ
  • ラジオ放送 金光教の時間