金光教東京センター

テーマ：金光教の歴史を描きながら～「出会い」の世界のひろがり～
講師：大林浩治氏（金光教教学研究所部長）
第１回　　６月２０日（土）　第２回　　７月１１日（土）
第３回　　９月　５日（土）　第４回　１０月１７日（土）
いずれも午後２時から４時まで

　金光教東京センターが主催する「こんこうセミナー」の第一回目が６月２０日、金光教センタービルで開催された。講師は金光教教学研究所部長の大林浩治先生。
　講師は、教祖が出合った世界が、１５０年の歴史の中でどのようにとらえられ、立教神伝がどのように伝わってきたのかに論及しながら、「従来、難解さから敬遠されがちな教学研究だが、複雑で多様な信仰現場と教学研究とのかかわりを見直す中から、教学の持つ意義について考えたい。私は、その時その場での個人の『語り』が、過去・現在・未来も変えていく創造性を持つことに着目し、それが自らの力で展開されていく様相を『共に探る』という在り方で探りたい。このような営みが多様な現場と向き合う教学研究の一つの在り方になっていくのではないか」と語った。