本を読みづらい人へのサービスの紹介です。

本を読みづらい方へ

点訳・音訳・対面朗読サービスの紹介

〇点訳サービス

青い鳥点訳グループホームページ

「青い鳥点訳グループ」事務室

金光図書館は、点字図書館としての働きも持っています。

館内に点訳ボランティアグループ「青い鳥点訳グループ」の事務室があり、同グループが制作した点字図書は、金光図書館に寄贈されています。
現在、約１万冊の点字本を所蔵しており、金光教団内のみならず全国へ貸し出しが行われています。

点字図書館としての歩みは、昭和２４年、ある金光教教師から金光教図書の最初の点訳本「金光教教典」が、図書館に納められたことに始まります。全国の視覚障害者の方々に金光教の書籍を読んでもらいたいとの願いからでした。

その後も続々と納められる点字本をもって、翌年の昭和２５年８月、金光図書館から、全国への貸し出しが開始されることになったのです。

その後、金光町はもとより近隣地域からの点訳希望者が増加し、金光図書館を中心に点訳講習会等が開催されるなど、活動も徐々に広がりをみせ、グループ結成の動きもでてきました。そして昭和３２年１２月結成式が行われ、名称も「青い鳥点訳グループ」として、新たな出発をすることになり、今日に至っています。

グループの名称は、金光図書館の点訳事業を取り上げたＮＨＫラジオ放送の番組「青い鳥の生みの親」のタイトルからつけられました。

青い鳥点訳グループ」は、現在、金光教図書を中心にして点訳が進められており、奉仕者約３０名が取り組んでいます。

また、その活動を支援する賛助会員も約７０名となっており、金光教団のみならず宗教や地域の枠を越えた活動となっています。

全国視覚障害者情報提供施設協会が運営する視覚障害者ネットワーク　サピエのページ

〇音訳サービス（デイジー図書・マルチメディアデイジー図書）

体験コーナー

再生機(PLEXTOR）

本の朗読を録音した資料です。通常のCDと違い、目次から聞きたい章や節に飛んだり、しおりを付けたりすることができます。マルチメディアデイジー図書は、朗読と同時に文章や絵を見ることができます。

金光図書館では、これまでのカセット・CDの音声化された図書の他に、このデイジー図書とその規格に合わせて、音訳ボランティアが金光教の書籍を中心に録音作業を進めてきております。

現在、「金光新聞」「あいよかけよ」「天地」を定期的に音訳し所蔵してきております。このデイジー図書の利用には専用の再生機が必要となりますが、お持ちでない方には貸出しも行っています。

また、パソコンでは専用のフリーソフトをインストールして、ご利用いただけます。

このデイジー図書は、視覚障がい等のため活字での読書が困難な方のみへの提供となっておりますが､著作権の許諾を得て作成された「わいわい文庫　マルチメディアデイジーVer．blue」については､障害の有無に関係なく金光図書館二階開架の体験コーナーで視聴することができます。

・デイジー図書のご案内（PDF）

・金光図書館デイジー図書等利用申込書（ＰＤＦ）

〇対面朗読サービス

図書館に所蔵している図書や雑誌・新聞等、またはお手持ちの資料を、図書館員や音訳ボランティアが「目の代わり」になってお読みします。

持参資料も可能です。資料を早く読みたいときや、調べものをする時、図の説明を詳しく受けたい時などにご利用ください。

対面朗読を希望される方は、事前に電話等でのお申し込みをお願いします。
利用時間は、開館日の午前10時（金曜日は午後1時30分）から午後6時までです。

点字図書や音訳された録音図書は、該当される方には、全国どこにでも貸し出しいたします。また、来館いただいての閲覧・視聴も可能です。

音訳・対面朗読サービスのボランティアや賛助員の募集をいたしております。
ご希望される方は、金光図書館までご連絡ください。

・金光図書館視覚障害者等サービス利用案内（ＰＤＦ）