新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々の霊(みたま)のお道立てと感染された方々の回復、感染拡大の速やかな終息をご祈念申し上げます。そして、新型コロナウイルス感染症に立ち向かわれている医療従事者の皆さまに感謝申し上げます。

第24回 金光教東京平和集会

開催テーマ 「どこまでも平和を求めて」
      ー非戦への祈りあらたにー
日時:2006年7月16日
会場:金光教館
内容:平和ゼミナール、憲法9条を考えるひろば、キッズルーム、秋葉原周辺を平和行進、平和祈願祭

 金光教東京センターは7月16日、金光教館を会場に、「どこまでも平和を求めてー非戦への祈りあらたにー」をテーマに第24回金光教東京平和集会を開催し、180人が参加した。


 集会ではまず、「平和ゼミナール」「憲法9条を考えるひろば」「キッズルーム」の三つのコーナーに分かれて、平和について学んだ。
 「平和ゼミナール『戦争をしているこどもたち』」では、紛争地域の子ども兵士について学習。世界の紛争状況と国連やNGOによる、武力によらない紛争解決の取り組みを、日本紛争予防センターの講演や劇、紙芝居を通して学んだ。
 そして、私たちにできる具体的な行動として、「小型武器や子ども兵士のことに関心を持つ」「勉強したことを、周りの人たちに話して聞かせてあげる」「NGO活動に寄付・参加する」「紛争解決を願う気持ちを手紙に書いて、国会議員に送ってみる」ことを呼びかけた。
 「憲法9条を考えるひろば」では、まず、「あなたの9条改正問題自己チェック」というアンケートを通して、参加者の認識度を確認。次に「これで」わかる憲法9条改訂問題」「憲法改定の必要性とは」と題して発題があった。
 その後の全体懇談では、政治問題に対する本教の関わり方や、平和教義を深め共有化する必要性について、活発に意見が交わされた。
 「キッズルーム」では、子どもたちが、紙芝居やゲーム、工作などを通して、「仲良くすること」「協力し合うこと」の大切さを学んだ。
 続いて参加者は、秋葉原駅周辺を平和行進し、のぼりやメッセージボードを手に、道行く人に平和の大切さをアピールした。
 最後に、金光教館イーストホールで平和祈願祭が仕えられ、戦争や事故などの災禍で亡くなったみたま様と共に、世と人の無礼をおわびし、永遠の平和を祈った。