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 誰しもが通る道。
“老い”を楽しみ、人生を味わう。
そんな13通りの老いを描く。
人とのつながりを大切に、生かされて生きる喜びを感じて欲しい。
(次回の更新は、5月下旬ごろです)

ラジオドラマ 『春夏秋冬』
 
最終回 敵はきっと討ちます
 
   お嫁さんと上手くいっていないヨネさんは、「この敵はきっと討つ」と信心仲間に息巻いて話していた。年の瀬も迫った12月、ヨネさんは、お嫁さんと一緒に買い物に出掛けた。その時、レジの人から、「また嫌な忙しい正月が来ますね」と言われる。次の瞬間、「敵はきっと討ちます」と言ったヨネさんとは思えぬ言葉が飛び出した。
配役:

高木・語り(60)(永井 一郎)、ヨネ(80)(中西 妙子

 
第12回 おばあちゃんのヒッチハイク
 
   車で出掛けた時、道路に乗り出して手を振るおばあさんを駅まで乗せてあげた。そのことを、家族に話すと、無防備すぎると怒られてしまった。後日、スーパーで、あの時のおばあさん見かけた。大きな荷物を持っているので声を掛けようとした時、後から来た見知らぬ男の子がおばあさんの荷物を持ってあげたのだ。その微笑ましい光景に、たとえささやかでも人が喜んでくれる事をするのは素晴らしいと感じた。
配役:

洋子(45)・語り(三輪 勝恵)、老女(80)(中西 妙子)、夫(50)(田中 一成
娘(18)(新 千恵子)、息子(15)(吉竹 範子)、男の子(9)(吉竹 範子

 
第11回 長い夜
 
   今年、古希を迎えたある夫婦のふたりは、2年前から寝室を別にしている。自由な時間が持てたと、お互い満足していたが、ある日、ふと夫は、妻の温もりが欲しくなった。気分転換にコンビニへ行くと、たまたま教会の先生に出会った。そして、先生に相談するのだった。
配役:

夫・語り(70)(永井 一郎)、妻(66)(松島みのり)、教会の先生(60)(掛川 裕彦

 
第10回 壁一面の恋文
 
   老人保健施設で介護士として働くみゆきさんは、入所者の石田さんのことを快く思っていなかった。石田さんは、リハビリを兼ねて書道を習っているが、いつもみゆきさんの名前を書き、部屋中に貼り付けていたからである。休暇明けのある日、職場に行くと、石田さんが亡くなったと、先輩から知らされたのだった。
配役:

みゆき・語り(新 千恵子)、雄三(80)(永井 一郎
先輩介護士(38)(吉竹 範子)、書道の先生(50)(掛川 裕彦

 
第9回 いっしょに暮らそうよ
 
   80歳になる妙さんは、毎日元気で楽しく暮らしていた。そんなある日、近くに住む息子から、「いっしょに暮らさないか?」と提案された。しかし、息子夫婦が結婚した時、一度同居したが、折り合いが折り合いが悪くなり息子夫婦は家を出て行ってしまったのだった。
配役:

妙(80)・語り(松島みのり)、平蔵(80)(永井 一郎

 
第8回 膝よし、腰よし、頭よし
 
   ハルさんは、毎朝、膝が痛い、腰が痛いと嘆いています。教会に参拝して、先生に、「今日はどこが痛いかを探しています」と言います。すると、先生は、「良かったですねぇ」と言うのです。驚いたハルさんに先生は続けて話しました。
配役:

ハル(80)・語り(中西 妙子)、青年(20)(西脇  保
美智子(75)・隣のおばあさん(吉竹 範子)、教会の先生(60)(掛川 裕彦

 
 
第7回 母の祈り
 
   母がアルツハイマーになった頃から、小学生の息子が、母をバカにしたような態度をとるようになった。そのことが気に掛かり、父と話をして気付いた。自分たちが母のことを子どものように扱っていたのではないかと…。
そのことに気付いてから、母を中心にして家族が変わっていくのだった。
配役:

僕(33)本屋・語り(西脇  保)、母(58)(松島みのり)、父(59)(永井 一郎
ヨシオ・息子(6)(新 千恵子

 
第6回 お姑さんは大黒柱
 
   寝たきりの93歳の義母が、掃除を私のことをじっと見ている。何だか監視をされているような気分だ。そんなある日、主人に義母さんのお世話を頼んで出掛けていたら、「すぐ帰って来てくれ」と電話が鳴った。帰ってみると、主人が、「お前の大変さが分かったよ」と言い、その後に義母の思わぬ言葉を聞かせてくれた。
配役:

民子(50)・語り(中西 妙子)、民子の夫(68)(掛川 裕彦)、義母(93)(三輪 勝恵
向かいの主婦(48)(吉竹 範子)、民子の友人(50)(松島みのり

 
第5回 家事争奪戦
 
   ひょんなことから叔母と同居することになった。叔母は気を使ってか、朝の5時から掃除をしてくれる。次の日、4時半に目覚ましが鳴った。何事かと思うと、妻が叔母に家事を任せっきりにするわけにもいかないと言うのだ。叔母と妻のやり取りで、朝もおちおち眠れずに困ってしまい教会の先生へ相談してみた。
配役:

良夫(40)・語り(掛川 裕彦)、良夫の妻(38)(松島みのり)、良夫の叔母(68)(田中 一成)、 教会の先生(50)(永井 一郎)

 
 
第4回 72歳の若葉マーク
 
   妻の体が不自由になったのを機に、一念発起して72歳で車の免許をとった。その数カ月後、オートバイがぶつかってきて入院することになってしまった。相手の加害者は17歳の青年だった。胸骨を骨折し、入院することになる。そこから加害者家族との関わりが始まっていく。
配役:

義男(74)・語り(永井 一郎)、愛子(68)(中西 妙子)、みどり(40)(松島みのり
青年(17)(西脇  保)、青年の父(50)(田中 一成)、青年の母(48)(三輪 勝恵

 
第3回 つまらなかった毎日
 
   年を取るにしたがい、子どもや孫から大切にしてもらえないと嘆いてしまう毎日。そんな時、お隣の奥さんとご一緒することがあった。奥さんは、金光教の信者さんだった。
配役:

芳子(73)・語り(中西 妙子)、隣の主婦(60)(三輪 勝恵)、弘志(45)(田中 一成
恵(15)(新 千恵子)、教会の先生(永井 一郎)

 
第2回 ひい婆ちゃんの23日
 
   私の家は、四世帯大家族。23日は、ひい爺ちゃんの月命日。その日には、必ずひい婆ちゃんが私たちに、命の大切さ、戦争の悲惨さを、ひい爺ちゃんが残してくれた大切な思いを話してくれる。
配役:

私(女子中学生)・語り(新 千恵子)、曾祖母(中西 妙子)、祖父(永井 一郎
母(三輪 勝恵)、友人(女子中学生)(吉竹 範子

 
第1回 始発仲間
 
   私たち3人は、始発電車で、毎朝顔を合わす。その中の1人に、80歳を過ぎたお婆さんがいる。その年でなぜ働きに出るのかを尋ねてみた。すると、思いも寄らない返事が返ってきた。
配役:

セールスマン(40代)・語り(西脇  保)、老女(81歳)(三輪 勝恵
寿司屋(50歳)(田中 一成

 
脚  本
柴田 寿子
出  演
永井 一郎 中西 妙子
掛川 裕彦 田中 一成
西脇  保 新 千恵子
制作指導 柴田 忠夫 吉竹 範子 三輪 勝恵
松島 みのり  
演  出
香西  久