研究生退所式

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令和3年度 研究生退所式(9月30日)



令和3年度研究生退所式 金光教教学研究所では、教学研究の次代を担う研究者の育成と、新たな研究動向が生み出されていくことを願って、研究生制度を設けている。このたび、三好儀生(愛媛・上宇和)が、5か月の実習期間を終えた。

 式では、大林浩治所長が次のように挨拶した。

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 研究生期間を通して、研究生は沢山の本や資料を目にしてきた。それら信心に関わっているものを目にし、手に取った時、資料や本と人との出会いが生じている。その出会いは、人間、対象、時間、場所が関わり合い、働き合って実現されているのであり、その実現に向かって、神様や金光様の願い、祈りがお働き下さっている。研究生は実習期間中、そうした働きに触れてきたことになる。

 このような出会いは、教学において大事にされている。何故ならそれは、あの経験は何だったのか、また、どうあればいいのかと、自分に問いを立ち上げさせる出来事であるからだ。

 人は、それぞれ、誰も代替することの出来ない、未知の経験の中を生きていかねばならない。その代わりのない経験こそが、自分が今生きているという事実として、日々を考えさせることに繋がっているのではないだろうか。教学は、そうした出会いによって、自分を自分にし、そうした自分を通じて世界や信心を、同時に見渡そうとする営みだといえる。そして、それは自分自身を解放する経験であるだろう。

 研究生にとっての、この実習期間は、おそらくそのための言葉を醸成する時間となったのではないだろうか。その経験は、今後の歩みを支える働きになると信じつつ、これからの修行成就、御用成就を願っている。
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