皆様方には多大なるご協力をいただき、御礼申し上げます。

平成26年1月31日をもちまして、「フィリピン 台風30号被害への緊急支援」を終了いたしました。

皆様のご協力によって、これまでにフィリピン（KPACIO）に送金できた額は4,166,394円にのぼりました。皆様の温かいご支援に心から御礼申し上げます。

3月28日から4月1日に金光教教師子弟のフィリピン・スタディツアーを開催しました。

参加者6人、スタッフ4人。初日は、関西空港を出発、マニラ到着後、ホテルで開会式をし、その後オリエンテーションとしてKPACIO（金光教平和活動センターインフォメーションオフィス・KPACのマニラ事務所）の職員であるジャック・ティモグティモグ・Jr.がフィリピンの現状を、そしてコーディネーターの渡辺尚美氏からフィリピンへ移住してからの13年間の移り変わりについての話を聞かせていただいた。

2日目最初に訪れたのは、KPACのカウンターパートであるカンルンガン・サ・エルマを通じて路上で暮らす家族や橋の下で暮らすスラムを訪ね、生活の苦労などを聞き、その後ODC（オープンデイセンター）に訪問した。

その後、カンルンガン・サ・エルマが経営（就職支援）するKSEM K’afeに訪問し昼食。

午後からは、KPACの支援するCPCD、マラボンの2施設を訪問し、マラボンでは卒園式に参加した。

3日目午前はフィリピンで最も近代的なマカティ地区に行き、歴史博物館で侵略と独立の歴史を学んだ後、ショッピングモールを見学。貧富の格差を肌で感じた。

その後、地元庶民の味方の巨大市場を散策した。

午後からは、カンルンガン・サ・エルマの共同生活所を訪問し、子どもたちとシャボン玉やゴム飛びをして交流した。（育児放棄や虐待などが原因で、親元で暮らすことができない子供たちの施設）

4日目はかつてのスモーキーマウンテンのふもとに建てられたSRDコンコウキョウセンター（保育園）を訪問・見学した。

まずSRDコンコウキョウセンターで、子供たちと折り紙やパズル、ボーリングをして楽しみ、その後、スモーキーマウンテンの代替地のゴミ捨て場（ダンプサイト）を見学した。

午後からは、イントラムロス（スペインがフィリピン統治のために建てた旧城壁都市）見学。