金光図書館が所蔵・保管している資料を紹介しています。
舊拓 高麗 好太王碑
(水谷精拓本)
好太王
(広開土王 373~412)
は、高句麗最盛期19代の王。好太王の没後、子の長寿王が父の功績を顕彰するため建てた碑が、好太王碑。
現在の、中国吉林省集安市に所在し、高さ6.3m、幅約1.5mの角柱の凝灰岩の4面に文字が記されている。
金光図書館の所蔵する好太王碑の拓本は、見開き4文字が、全12冊3帙に収められている。
表紙に初拓好太王碑と墨書され、各帙の背題は舊拓高麗好太王碑と書かれている。金光図書館に受入たのは、1951
(昭和26)
年。
2012
(平成24)
年、この拓本が、広開土王碑の拓本研究者水谷悌二郎が、研究に利用し60年以上前に手放した、まぼろしの『水谷精拓本』であることがわかった。
好太王
高句麗の第19代の王。広開土王ともいう。南下して百済
(くだら)
を攻め、404~407年にかけて百済
(くだら)
を救済しようとした倭軍をやぶり、高句麗発展の基礎をきずいた。
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