青木茂氏寄贈資料目録

青木茂氏は、金光図書館の開館当初から関わりの深い、社会経済史研究者です。その業績は、『尾道市史』（旧版）・『新修尾道市史』のほか、『因島市史』、『近世に於ける富籤の社会経済史的研究』など数々の社会経済史・地方史研究の著作に発表されています。氏が調査研究のために収集した図書や古文書、ノート、メモ類は、氏没後の昭和６１年（１９８６）５月に金光図書館へ寄贈されました。なお、古文書類（近世・近代の尾道町関係文書を中心としたもの）については、平成１２年（２０００）７月に文書の性質からご遺族の了解を得て「広島県立文書館」に移管されました。本目録は、氏の所蔵資料の中の図書に該当するものです。		総記哲学・宗教歴史・伝記・地理．地誌．紀行社会科学（政治・法律・経済・社会・風俗・国防）自然科学技術・工学産業芸術・スポーツ、体育・諸芸娯楽言語文学
青木茂（あおき・しげる）広島県尾道市に生まれる尾道短期大学教授、神戸学院大学経済学部教授、広島県文化財専門委員、尾道市史編さん代表専門委員、広島県史料総合調査員、金光教本部教庁嘱託、尾道市嘱託などを歴任。昭和３８年（１９６３）には，多年にわたる地方史研究の業績が評価され、中国文化賞（中国新聞社）、昭和５４年（１９７９）には、山陽新聞賞を受賞。昭和５９年（１９８４）８月２８日死去。８６歳