◆◆◆ 金光教ガイド◆◆◆
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 いろんな方から、よくこんな質問を受けます。みなさんも一度くらいは考えたことがありませんか。

 安子ちゃんは、小学3年生になる元気で明るい女の子です。
 ある日、安子ちゃんは学校から帰ってくるなり、「ねえねえ、お母さん。神様って、いるの? どこにいるの? どんな人なの?」と、矢継ぎ早に尋ねてきました。お母さんは、「急に、どうしたのよ」とビックリ。
 聞くと、学校での休み時間に、神様がいるかいないか、みんなで言い合ったというのです。

「へえ、そうだったの。それで、安子はどっちなの? いるほう? いないほう?」
「よく分からない」
「そう。お母さんは、神様って、いるんじゃないかなあと思うの」
「どうして?」
「たとえば、安子はごはんをたくさん食べるよね。そのお米って、だれが作ってるか、知ってる?」
「農家の人」
「そう、農家の人たちが一生懸命に作ってくれてるんだよね。でも、お米って、太陽の光や水や空気、土がないとできないし、人間だって、空気や水がないと生きられないんだよね」
「うん」
「そういう自然の恵みを頂いて、お米もできるし、安子も元気に育っているのよ。人間やお米やいろんなものを生かそう、育てようっていう大きな力と働き、お母さんね、それが、神様なんだって思うの」
「ふーん。でも、どうして、神様は、“育てよう”って思うの?」
「きっと、人間や生き物が、かわいくて、かわいくて仕方ないんでしょうね。でも、そんな神様の心を、安子ももらっているのよ」
「えっ、どんな?」
「安子は犬や猫が大好きだよね。もし、子犬が、病気をしたり、ケガをしたら、どう思う?」
「かわいそうになって看病してあげると思う」
「そうね。その、かわいいとか、かわいそうにとか、元気になってほしいって思う気持ちは、じつは神様の心なんだよ。そして、その同じ心を人間は神様からもらっているの」
「じゃあ、私の中にも神様がいるってこと?」
「そうだね」
「うん。分かった! あした友達にも教えてあげるよ」

 神様はいます。このお話のように、私たちが生きていること、それ自体が何よりの証となるのではないでしょうか。さあ、みなさんも神様を感じてみてください。
 きっと新たな喜びが生まれてくるはずです。