沖縄の遺骨収集35年
金光教東京センターは2008年10月18日、金光教センタービルを会場に「『沖縄』から世界真の平和を」テーマに、こんこう平和セミナーを開催し、41人が参加した。
講師の林雅信先生(沖縄県那覇教会長)は「平和」と「沖縄からの祈り」について、沖縄に布教後、戦争で亡くなられた方々の遺骨収集の取り組みを35年間続けていることや、戦没者慰霊祭や平和記念公園や平和の礎(いしじ)などが位置する摩文仁の丘周辺の不法投棄ゴミの清掃活動などの取り組みを紹介し、その上で、「教祖様は世界の人々の平和を願われていた。私たちも平和への関心を深め、みたまへの祈りを強くさせていただきた。人間が人間らしく、心静かに生活できることが平和の姿である。
人として、一信奉者として、平和のために何ができるのか、何をしなければならないのかを、真剣に考えさせていただくことが大切」と話した。