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関東教区教師集会

 金光教東京センターは2008年6月17、18日、埼玉県春日部市の春日部エミナースで関東教区教師集会開催を開催し、55人が参加した。
 来年の立教150年向け、昨年に引き続いて「立教神伝」の内容を再確認し、教団の基本方針の副題に掲げられている「この道のおかげ」の自覚や、そこから展開される信心生活について、相互に研さんした。


 講師の岡成敏正先生(本部教庁育成部長)は、「この道の信心生活の展開を求めてー神様のお広前」と題して、「立教神伝」の意味や信心生活の展開を、自身の体験を交えながら、次のように語った。
 「『天地金乃神の広前は世界中じゃ』とみ教えにあるが、私たちの中に、神様にお会いしたいという心持ちがなければ、玄関から外に出ても、そこには自分の家の庭、家の前の道路、単なる空や野原が広がっているだけである。
 わが心が神に向かうとは、この道のお広前で神様に出会う、お広前で親神様のみ心に触れるということ。そうでなければ、神様につながらない生活、世俗化された天地自然の中での生活でしかなくなってしまい、おかげの事実も生まれなくなる。
 教会に参拝してお取次を受け、ご祈念やお話、祭典を頂くことは、それ自体が『神様のお広前』を中心にした『神人あいよかけよ』の信心にいざなわれているわけであり、その積み重ねが信心の稽古である。そのことを通して、親神様との関係が深まり、『おかげの事実』が生まれてくる。そのありがたさを実感し、さらに神様にお喜び頂ける信心生活を求めていくことにつながれば、それが『神人あいよかけよ』の信心生活の展開となる」
 その後の班別懇談では、各自が感想を述べながら、「立教神伝の頂き方」「おかげの自覚」などについて話し合い、翌日は全体懇談がもたれた。

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