新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々の霊(みたま)のお道立てと感染された方々の回復、感染拡大の速やかな終息をご祈念申し上げます。そして、新型コロナウイルス感染症に立ち向かわれている医療従事者の皆さまに感謝申し上げます。

憲法と平和について考える

20071020heiwa.jpg  金光教東京センターは2007年10月20日、金光教センタービルを会場にこんこう平和セミナーを開催した。
 参加者は、ドキュメンタリー映画「シリーズ 憲法と共に歩む第一編『戦争をしない国 日本』」を鑑賞し、それを手がかりに懇談を行い、憲法と平和について考えた。
 懇談では、「戦争放棄を規定した憲法だが、現実には法解釈の運用により軍事力の保持、海外派遣が行われている。そうした解釈改憲を防ぐためには改憲すべきだ」「戦争は人間を狂わせるものであり、戦争を否定した憲法は守るべきだ」「政治社会問題をタブー化せず、積極的に発言し、いろいろと協議することが必要」などの意見が出された。
 参加者は、「金光教信奉者は、米国や日本といった特定の立場や、政治的な枠組みのみで考えるのではなく、『天(あめ)の下の者はみな、神の氏子である』という金光大神の信心の原点から世界・人類を考え、政治社会問題を見ていくことが必要である」ことを確認していた。