金光教東京センター

開催テーマ　どこまでも真の平和を求めて
日時：2008年６月２２日
場所：金光教館・千鳥ヶ淵戦没者墓苑
内容：平和ゼミナール、平和行進、祈りのつどい

　金光教東京センターは６月２２日、金光教館および千鳥ヶ淵戦没者墓苑を会場に、「どこまでも真の平和を求めて」をテーマに第２６回金光教東京平和集会を開催し、１６０人が参加した。

　初めに「平和ゼミナールー非戦への５つの『key』」と銘打って、学校の授業形式で武力によらない平和構築の大切さと、その方法を学んだ。
　１時限目の「宗教と戦争」では、宗教が戦争の直接原因ではないことや、戦争では大事なものを守れないこと、２時限目の「経済と戦争」では、案案争が国家全体の経済力を低下させ、経済格差を生み出していることを学んだ。
　また、３時限目の「戦争と環境」では、戦争に使われる劣化ウラン弾などの兵器が、いかに環境を破壊しているかという事実を、４時限目の「法と戦争」では、戦争をより強く違法化するための国際的な取り組みなどが紹介された。
　５時限目の「戦争から平和へ」では、世界全体の１年間の軍事費１２０兆円を平和のために利用すれば、どれだけ役立てることができるか学び、一人でもできる平和実践や、本教の平和活動の取り組みが紹介された。