レディス・フォーラム

平成28年 レディス・フォーラム 報告 

 レディス・フォーラムでは、女性の視点を大切に社会活動を行い、施設訪問に力を入れて取り組んでいる。

 今年は8月29日に、児童養護施設「南山寮」(名古屋市昭和区)へ訪問した。レディス・フォーラムとしては3回目の訪問となる。
 これまでは、ミュージックベルや絵本の読み聞かせなど、こちらから子どもたちへ発表するばかりの内容であったが、今回は子どもたちとふれあい、共に楽しむ内容を考えた。

 まず、あいさつの後、ミュージックベルの演奏にのせて、「おもちゃのチャチャチャ」や「アンパンマンマーチ」など、一緒に歌える曲で子どもたちの笑顔をしっかりと捕まえた。
 そして目玉企画である「すごろく大会」。四つのチームに分かれて、ドッジボールほどあるサイコロを振ってコマを進めていくのだが、サイコロが転がるたびに、子どもたちが一斉に追いかけてしまい、収拾がつかなくなり仕切り直すほどの大騒ぎだった。
  すごろくのマス目には、ところどころにクイズや昭和の遊びに挑戦するマスを用意した。慣れない昭和の遊びに苦戦するかと思いきや、意外なほど子どもたちは器用にコマを回し、けん玉やお手玉もそつなくこなした。二十マスほどのすごろくであったが、大いに盛り上がり、時間はあっという間に過ぎた。最初のチームがゴールする頃には予定時間を大幅に超え、用意していた紙人形劇は中止となってしまった。
  はじめは子どもたちの有り余る元気に圧倒されそうになったが、こちらが考えていた以上に、子どもたちはすごろくや昭和の遊びを楽しんでくれた。
  終わりのあいさつで、「またきてもいいかな?」との問いに、大きな声で「いいよー」と答えてくれた笑顔に、今日の訪問に向けてあれこれと考えた苦労も報われた思いであった。
  名古屋センターへ戻った後、「次はああしよう」「こうしよう」と今回の反省を活かした次回の内容づくりに、子どもたちから元気をもらったフォーラムメンバーも、興奮冷めやらぬといった様子で、充実した一日を過ごした。


平成27年 レディス・フォーラム 報告 

 レディス・フォーラムでは、女性の視点を大切に社会活動を行っている。
 これまで5年にわたり、「子どもを取り巻く環境」を考え、子ども達と共に心やいのちについて育ち合える活動として、児童養護施設への訪問活動を行ってきた。
 このたびはその経験を生かし、8月4日に名古屋センターから歩いて5分ほどにある高齢者施設「ジョインライフそよ風 新道」へ訪問した。

 当日は、ディケアに来られた利用者10名ほどの前に立ち、ミュージックベルの軽やかな音色にのせて、「さくらさくら」や「蘇州夜曲」を一緒に歌い、手遊びやゲームで共にに楽しい時間を過ごした。
 こちらの用意した出し物に利用者の皆さんがどのような反応があるか不安もあったが、終始笑顔で応えてもらい、最後の釣りゲームでは、折り紙で作った魚を、「飾っておきますよ」と、うれしそうに抱えた姿が印象に残った。
 今回の訪問で、これまでは読み聞かせや人形劇など、こちらから相手に渡すだけの内容が多かったが、頭の体操やゲームなど参加型の内容を増やすことができた。今後の活動を進める上で、得るものの多い訪問であった。

 その他にも名古屋地方教会連合会で行われた「女性教室」でのチャリティーバザーや、書き損じはがきの収集活動を行った。はがきは、年末にとりまとめて「国際協力NGO シャプラニール」へ送った。この活動は、バングラディシュやネパールで家事使用人として働く少女達への支援活動への寄付となり、はがき1枚で絵本1冊分、10枚で文字の読み書きの授業1回分として役立てられる。  次年度もこうした活動を継続して進めていく。

 

 


平成25年 レディス・フォーラム 報告

 東海教区の社会活動を担っているレディス・フォーラムでは、子どもを取り巻く環境へのはたらきかけとして、心やいのちについて考え、共に育ち合うことを願いに、「絵本の読み聞かせ」に取り組んでいる。
 活動は、少年少女全国大会から始まり、平成二十二年以降、年一回、児童養護施設を訪問している。「絵本の読み聞かせ」「ミュージックベル」「人形劇」などを披露し、心の温もり、いのちの尊さが伝わるように心がけている。

 本年度は、七月三十一日に児童養護施設「南山寮」をメンバー15名が訪問した。この施設は、活動が始まって初めて訪れた教外の施設であり、二回目の訪問となった。
 参加した児童は、小学生低学年以下の19名で、日頃、大人の女性と接する機会が少ないのか、メンバーを一見「おばちゃんがいっぱい」と戸惑っていたが、発表が始まると、ミュージックベルの「アンパンマン」では一緒に歌い、「おべんとう箱」では、歌に合わせてボードにおかずを貼り付け、クイズ形式の絵本では、積極的に答えるなど笑顔が溢れた。メンバーもこの一時に惜しみない愛しみをこめ、子どもたちに伝わることを願いながら披露した。
 施設長から、ほとんどの児童に親がいるが育てられない家庭状況に置かれていること、障害のある児童が少なくないことなど、厳しい現状を聞かせていただいた。
 後日、施設から届いた機関紙には、「金光教レディス・フォーラムさん人形劇」と題した記事が掲載され、子どもたちが喜んでいる様子や感謝の言葉が添えられていた。  この活動が、子どもを取り巻く環境へのはたらきかけとなり、今後も、若々しさをもって、見せ方の工夫をこらして、世の中のお役に立っていきたいと願いを新たにしている。


平成23年度 活動報告

 レディス・フォーラムでは社会活動を推進すべく、子どもたちへ「本の読み聞かせ」と「チャリティーバザー」の活動を行っている。
 活動の一つとして、毎年、少年少女全国大会で絵本の読み聞かせを行っている。本年は東日本大震災の影響で、行事が変更され、金光図書館を会場に行うことになった。例年と違う場であったが、多くの子どもたちが図書館に訪れ、教祖様のお話や人形劇を楽しんだ。

 また、社会活動シンポジウム「金光まつり」にも、劇団「バーバラ」として、主体的に参加し、子どもたちと交流をした。
 人形劇や読み聞かせは、年々、見せる工夫や想いの伝え方など、子どもの心がゆたかになることを願ってを改良を重ねている。
 次年度も、子どもを取り巻く環境を視点に、教内外に向けて、社会活動を企画実施していきたい。

 

 


平成22年度 活動報告

○7月23日(金)に名古屋市昭和区にある児童福祉施設「南山寮」へ施設訪問を行いました。
施設では 、「絵本の読み聞かせ」や「ミュージックベルの演奏」を行いました。集まった子供たちは、机から身を乗り出すほど夢中になって、絵本や演奏を聞いていました。

○7月27日(火)「教師子弟のつどい」にて「絵本の読み聞かせ」を行いました。

○8月7日(土)〜8日(日)に開催された第63回少年少女全国大会へ参加し、キッズランド内で「絵本の読み聞かせ」と、まごころテント村でのチャリティーバザーを行いました。
 テント村では、手作りのバッグやアクセサリーの販売に併せ、名古屋B級グルメの「たません(卵せんべい)」を販売しました。見慣れない食べ物に、はじめはとまどいを見せる購入者もいましたが、「おいしい」との声が広がり、完売するほど好評でした。

 

○11月27日(土)、So-nen.coiの企画による児童福祉施設「慈友学園」訪問(金光秋祭り)に参加し、「絵本の読み聞かせ」や「ミュージックベルの演奏」を行いました。絵本でのクイズやオリジナルストーリーの人形劇を、子どもたちは大変喜んでくれました。


平成21年 8月8日(土)9日(日)
立教150年 少年少女全国大会 報告

 昨年に引き続き、まごころテント村へ出店し、チャリティーバザーとして、手作りのアクセサリーやエコクラフト(バッグ類)と「たません」を販売しました。9日は大雨という状況でしたが、多くの方に来ていただき「たません」も好評でした。

 

 また本部総合庁舎一階ホールで行われたキッズランド内で、絵本の「読み聞かせ」を行いました。絵本を読むだけでなく、子どもたちも参加して楽しめる内容や、見せ方に工夫を凝らした読み聞かせに、子どもだけでなく、大人にも楽しんで聞いていただきました。