Jルーム

 

 Jルームでは、5名の室員による企画編集会議をもって、新冊子『e‐チカラ』(イチカラ)を年2回発行することになった。

 冊子のコンセプトとして、昨年の育成懇談会で課題としてあげられた、「各教会において少年少女が信心に触れていく機会と、信心を学ぶ場の創出」を踏まえ、「信奉者家庭において、親子でお道の信心を学べる紙面」を目指している。そのため、読み手の対象を、小学生、中学生の子どもをもつ親世代に絞っている。
 また、信心の話だけでなく、お菓子のレシピ紹介など、親子で取り組める情報も掲載している。
 冊子は、教会へ配布すると共に、名古屋センターホームページからもダウンロードできるようにしている。
 家庭に一冊、手にとって親子で信心の話に花を咲かせていただきたい。

『e‐チカラ』紙面内容として
・親子で信心が学べる、子どもの体験談の紹介。
・教祖様や信心の中身を子どもたちに話す時に役立つ実例集。
・知っていて当たり前と思われる、信心の基本を紹介するコーナー。
・親子で簡単に取り組めるクッキングの紹介。
・各連合会における、少年少女対象の行事のお知らせ。


平成27年 Jルーム報告 育成懇談会 3月18日

 本年度のJルーム活動は、これまでの活動を振り返りつつ、今後の教区における青少年育成のあり方、方向性を模索するため室員として携わってきた教師を中心に育成懇談会を開催した。

 冒頭、佐野光治名古屋センター次長が「今日までのJルーム活動」を総括し、設置の経緯、活動の変遷を発表した。
 その後、「教会、教会連合会の育成に対するニーズ」と「育成活動を展開する目的の押さえ直し」の二点に絞り込み懇談を行った。
 懇談では、時代の流れとともにJルーム設置当初より求められることが変化してきた。教区、教会連合会、さらに教会でも、青少年が集い活動することが難しい傾向にある。これからは、青少年が教会に参拝する手立てや信心につながる手立てを講じていく方が望ましいのではないか。などの意見が出された。
 これらの意見をもとに、子ども達やその親たちの世代が各教会で信心にふれていく機会と信心を学ぶ場の必要性を考え、そのための素材提供をJルームの活動として展開することとした。
 この懇談会に先だって、アンケートも実施したが、回答率が16%と低く、教区に対しての青少年育成の意識の表れとも思われる。しかし、青少年が育つ手立てを講じ続けることは大切な取り組みであることから、次年度もJルームを設置し、新たな構成メンバーのもとに、教会における青少年活動の調査研究、さらに素材提供に向けての情報収集・開発に取り組む。
 広前で人が育ち、世のお役に立つ願いにめげることなく取り組みたい。

 


平成25年 Jルーム 報告

 本年度のJルーム活動は、『教祖130年 ご霊地クイズウォークラリー』と題した「クイズブック」の作成と、第63回少年少女全国大会「まごころテント村」への参画をした。  「クイズブック」は、教祖130年のお年柄に一人でも多くの子ども達がご霊地へ参拝し、楽しく道に親しむことを願いに作成し、129冊(東海教区104冊、まごころテント村25冊)の申込みがあった。たくさんの少年少女がご霊地を探索し、問題を解く中で、教祖様のご事跡にふれた。  8月3、4日の全国大会では、テント村に採点の場を設けた。子ども達の中には、満点をとる子もいて、その笑顔にスタッフも元気をもらった。  また、テント村には、テレビ番組「VS嵐」でおなじみの「キッキングスナイパー」を出店し、小さい子から大人まで気楽に参加でき、賑わいをみせた。  次年度は、『Jルームだより』の発行をとおして、管内の少年少女育成にかかわる活動報告を広く届け、教会、連合会の育成活動に役立ってまいりたい。


平成24年 Jルーム 報告

 本年度のJルーム活動は、少年少女全国大会「かがやけパレード」への参画と「作品展示と交流の広場」の開催を柱に活動を進めた。  パレードは、「東海道中J‐Room行列」と題し、東海教区の元気を全国に届けるとの願いに、五十一名(子供十名・大人四十一名・十一教会)の参加のもと、武将・姫・小姓に仮装した子供たちをメインに、その後列を親子孫三代にわたる幅広い年齢の陣笠隊が続いて行進した。  衣装や小道具はJルーム室員の手作りで、勇壮な武将と煌びやかな姫を演出した。また、陣笠隊は、一人ひとり工夫をこらした陣笠を被り後に続いた。行列が通るたびに、沿道の観衆からたくさんの声援と拍手が贈られ、活気あるパレードとなった。  また、九月二十九日〜三十日に名古屋センターにて開催した作品展示と交流の広場「JRoom東海 〜そうだ!見に行こう〜」では、過去三回の少女全国大会作品展覧会に出展し優秀賞・特別賞に輝いた作品の展示と今回の武将衣装の着付け体験、これまでの実績をもとにしたトントン相撲やすごろく大会を設けて交流を行った。当日は台風接近という天候であったが、来場者で賑わった。  次年度は、教祖百三十年のお年柄を迎え、記念の年にふさわしいものを企画し進めていく予定である。


平成23年 Jルーム 報告

 本年度Jルーム活動は、少年少女全国大会の作品展覧会への出展を企画した。過去2回の作品が平面的な作品であり、この度は立体的なものを考案した。  「東海教区すごろくマップ〜ぼくとわたしのふるさとイチバン〜」と銘打って、岐阜・静岡・愛知の地図上に、教会をマス目に配し、紙粘土で風土や産物を作った。作品審査の結果、共同作品の部「優秀賞」という最高の賞を受賞した。

 この作品は、東海教区のすばらしさを発見し、地域の自然、伝統、文化に生かされていることへの感謝の心を現すことを願いに、参加教会13教会・94名(子ども49名・大人45名)が取り組み、地域の誇りとする特産品が並ぶ、ボリューム満点の賑やかなものになった。

 また、この企画を教会へ通知した後に、東日本大震災が発生し、甚大な被害をもたらした。同じくふるさとを想う気持ちを、「東海から東北へ〜ぼくとわたしの祈りのことば」(参加教会12教会・121名)として、復興への祈りを折り紙に寄せ書きして、富士山・金のシャチホコ・鵜を貼り絵にして描き、作品に添えて提出した。  過去2回に続いての受賞には、教区全体として願いを一つに取りまとめたこと、さらに各教会がその願いを受けて、育成活動に取り組まれたことが評価され、作品にも大きく反映し、観るものに感動を与えた。

 次年度は、9月期に、これらの作品を一堂に展示する「作品展示と交流の場」を開催する予定である。


平成22年報告
   東海教区 合同キャンプ

 8月28日・29日の両日、「東海教区合同キャンプ」を愛知県民の森(新城市)で開催した。
 このキャンプは、教会及び連合会と連携しつつ教区一体となった青少年育成を願いに、昨年からJルームが企画を進めた。キャンプ中は、参加団体がそれぞれの願いに則したプログラムを運営し、開閉会・キャンプファイヤー・朝礼を合同で行うことで、共に育ちあう場、また交流の場となるように努めた。参加者は、総勢82名(小人18名・大人64名)であった。

 28日は、開会式の後、キャンプサイトに移動し、各参加団体のプログラムを開始した。日暮れと共に始まった合同のキャンプファイヤーでは、参加団体が、ゲーム・スタンツ・劇などを披露しあい、一つの火を囲んで和やかに過ごした。Jルーム室員とセンター職員による劇「大きなかぶ」は、信心深いおじいさんがかぶを育てるところから始まり、大きなかぶを引き抜く場面では、時代を象徴する娘や犬なども登場し、最後は、会場が一つになって声を掛け合って大きなかぶを引き抜くという感動ストーリーで、出演者の迫真の演技も相まって観客を魅了した。

 29日の朝礼では、しっぽ取りゲームを行い、子ども達の全力疾走に大人は疲労困憊するも、交流を楽しんだ。その後、参加者は、ハイキングに出かけたり、ゲームやクラフト、水遊びをしたりと、自然を十分に満喫している様子であった。
 閉会では、「キャンプを形にしよう」というセンター所長の一言で、参加団体ごとに前に出て、キャンプを象徴するポーズを披露しあった。プログラム内容は団体毎に違うが、同じ願いの基に同じ会場に参集しキャンプを行い、思いを分かち合える仲間があるということを喜び散会した。

岐阜県南大垣・八ツ梅教会
10名(小人3名、大人7名)
静岡県東部西部
16名(小人4名、大人12名)
名古屋地方
22名(小人5名、大人17名)
三河地方
34名(小人6名、大人28名)

教区合同キャンプ 各連合会の内容報告

南大垣教会 「教会キャンプ」

 1日目、まずは、バンガローに荷物を運び入れ、かき氷で一服をしました。子供たちは言うまでもなく、大人も童心にかえって大喜びでいただきました。その後、着替えて川遊びをし、汗を洗い流した後は、夕食の準備に取りかかりました。献立は、超高級飛騨牛のバーベキューで満腹になりました。

 キャンプファイヤーでは、友達とじゃんけんし、出した指の合計が「7」になったら、お互いに勝ちの握手をする「セブンじゃんけん」を披露しました。上位の人には、プレゼントがあり、大変盛り上がりました。

 2日目、朝食後、ハイキングに出掛けて、おいしい空気をいっぱい頂きました。気分爽快になったところで、えんぴつ削り実習で、ナイフの使い方を学びました。解散後は、施設内のお風呂に入り、疲れを癒して帰りました。


静岡県東部・西部教会連合会 「少年少女 夏のキャンプ集会」

 静東・西部連合会では、西部連合会青少年部が企画の中心となり、東部の教会にも参加を呼びかけ、この度の「教区合同キャンプ」に参加しました。

 1日目は、ハイキングを行いました。ハイキングでは、男性チームと女性チームに別れ、いろいろな鳥や木を見つけるゲームを行い、みごと男性チームが勝利。途中には、「風穴」に立ち寄り、摂氏11度の冷風が、とても気持ちが良く、爽やかでした。芝生広場に到着して、夜のキャンプファイヤーで披露する「アルゴリズム行進」の練習を行いました。夕食は、みんなで作ったカレーライスがとても美味しく感じました。

 2日目は、男女対抗ゲーム大会で、「愛してるゲーム」や「ありがとうございますゲーム」等、照れくさいながらも和やかにゲームを行い、結果は、女性チームの勝利。その後、川遊びを楽しみました。

 子供から大人まで楽しく過ごせて、参加者に喜ばれるキャンプができました。


名古屋地方教会連合会 「合宿やろまいかin教区合同キャンプ」  

 今年の「合宿やろまいか」は、「谷一番の弓使い(ハンティングマスター)」と題して、体験プログラムの日程が展開されました。参加者は風の谷の一員として、森を守る弓使いになるため、リーダーから出される課題をクリアして、弓矢のパーツをそろえて道具を作成し、役になりきり冒険を楽しみました。

 1日目は、風の谷の族長より弓作りの指示が出され、竹の加工(油抜き)と、営火にむけて長老による歌の練習、夕食のカレー作りに取り組みました。営火ではスタンツを楽しみ、その後、弓に張る糸を取りに風穴までナイトハイクを行いました。

 2日目は、3人の名人から、それぞれ、弓・矢・筒作りを教わり、弓の打ち方の指導を受け、そして、いよいよ森の平和を守るべく谷のはずれに移動し、オオカミなど谷をねらう魔物退治に出かけました。的を射抜くのは大変でしたが、練習の成果もあり、オオカミの群れから風の谷を守ることができました。


三河地方教会連合「青年の集い」

 三河地方教会連合会では、青壮年層のスタッフを中心に、教区合同キャンプに少年少女併せて、31名が参加し、「青年の集い」を開催しました。

 この「青年の集い」は、青壮年代の信奉者が企画を立案する中に連帯を深め、交流を図ることを願って、毎年開催しています。テーマは、「緊急時に備えて」として、本年で4回目を迎えました。

 内容は、緊急時における対応や実践を学ぶ場と位置付けて研修しました。具体的には、青年による寸劇、緊急時クイズを通して、ケガの手当てと処置方法を学びました。  夕食では、女性信徒の方々の協力と少年少女のお手伝いもあって、4品の大御馳走をいただきました。

 翌日には、男性信徒による企画で、野外ボウリング大会を行いました。上位3名には景品を、子供たちにはお菓子とジュースが配られ、大きなケガもなく参加者は思い思いに、楽しく過ごすことのできた2日間でした。

 このたびのキャンプを通して、改めて少年少女の育成の場が大切であるとの意識になりました。来年度は、少年少女の集いを新設して、連合会全体で育成の働きを現していきたいと思います。


第62回 立教150年少年少女全国大会

作品展覧会 出展 報告
「一筆奏上〜みんなで立教神伝〜」

 立教150年特別賞受賞

 本年のJルーム活動は、立教150年のお年柄を迎え、各教会に在籍する子どもたちが『立教神伝』触れることで、神様の願いを深め、教祖様、歴代金光様にお礼の心を現すことを願いとして、「一筆奏上〜みんなで立教神伝」と題し、『立教神伝』の317文字を一文字ずつ書き、東海教区として喜びを表現しました。

 作品は、7p四方の用紙に一文字、ひとり一人の願いを込めて文字を書き、それらを連ねて、縦90p×横360pの大きな巻物となりました。
  8月8日から9日にご本部において開催された「立教150年少年少女全国大会」作品展覧会に出展し、参加教会16教会・197名のご協力のおかげをもちまして、作品審査の結果、「立教150年特別賞」を受賞いたしました。昨年に引き続き大きな賞の受賞に、日々に取り組まれている育成活動があればこそとお礼申し上げます。

  今後ともJルーム活動にお祈り添え賜りますようお願い申し上げます。


 

平成20年 第61回 少年少女全国大会 報告

                 作品展覧会にて優秀賞受賞!

 本年のJルーム活動は、平成21年にお迎えする立教150年にむけて、各教会に在籍する子どもたちが、日々の御礼の証として、ひと貼りひと貼りに祈りを込めて、縦238p×横334pの『大きなちぎり絵』を作成し、8月10日から11日にご本部おいて開催された「第61回少年少女全国大会作品展覧会に出展しました。

  参加教会14教会・178名のご協力のおかげをもちまして、作品の審査の結果、「優秀賞」を受賞いたしました。作品の規模はさることながら、日々に取り組まれている育成活動の働きの上に、立教150年に向けての御礼と喜びを、子どもたちはもとより、東海教区として作品に表したことを高く評価してくださいました。

 作品は、今後会場を設けて展示を致したく考案しております。今後ともJルーム活動にお祈り添え賜りますようお願い申し上げます。

作品の批評(『わかば2008.9』より)
  14の教会が力を合わせて、立教聖場の貼り絵の大作に挑戦し、それぞれの四季と色とりどりの表現で、力作になっているのがすばらしい。多くの願いが伝わる作品です。

 

参加教会
  岐阜県 八ツ梅教会・南大垣教会 少年少女会&育成会
  静岡県 新居教会 ひよこ会&父母の会・気賀教会・天竜教会
  愛知県 名古屋教会 少年少女会・幅下教会 こぐまフォーゲル隊
       熱田教会 しらとりフォーゲル隊・豊田教会 少年少女会
       瀬戸教会 ちぎり絵隊・古渡教会 少年少女会
       高蔵教会 少年少女会・平針教会 少年少女会
       春日井教会 コスモスフォーゲル隊


平成19年度 「第60回 少年少女全国大会」参加報告

 8月4日〜5日、金光教本部において、第60回少年少女全国大会が開催されました。Jルームは、5日に行われた「かがやけパレード」に参加しました。みつばちバンド(南大垣・八ツ梅・垂井・養老・名城・豊田・高蔵教会合同バンド)の後ろについて、大会のテーマ「おもいやり」をイメージしたハートの風船と「かがやき」をイメージした星形の風船を手に元気よく行進をしました。




また、わかば祭後のアトラクションでは、「みんな輝ける」とのテーマのもと、名古屋地方教会連合会がお芝居とよさいこい総踊りを披露しました。東海教区Jルームでは、アトラクションへの参加を教区内教会に広く呼びかけ、当日は、揃いの青いTシャツを着た踊り子達が一生懸命に踊り、会場をわかせました。

   

 アトラクションでは、ブラスバンドの演奏から始まり、静寂の舞台の上で、名鯱連のメンバーが、オリジナル総踊り「風花」をしなやかに踊り出し、曲の盛り上がりと共に活気よく披露されました。劇は、自分に自信のもてない主人公のヒロが、よさこい総踊りを通して、自信を持っていくというストーリーが展開され、劇中では、コーラス隊が「Believe」を合唱し、主人公は、曲を手話で表現しました。

 閉会セレモニー後は、名古屋名物!菓子まきが元気よく行われ、大会の参加者に菓子が振る舞われました。  名古屋地方教会連合会の練習の成果と一丸となった結束によって、大会アトラクションは、大成功で幕を閉じました。


平成18年 「Jキャンプ・J集会」の報告こちら


平成17年 「第58回少年少女全国大会」参加報告

 8月6日(土)〜7日(日)、金光教本部において「第58回 少年少女全国大会」が開催されました。東海教区Jルームは、7日(日)に行われた「かがやけパレード」に参加しました。

 Jルームは、岐阜県教会連合会西ブロックと名古屋地方の教会の合同バンド(南大垣教会・八ツ梅教会・養老教会・高蔵教会・名城教会)の演奏するマツケンサンバにあわせて、ステップも軽やかに踊りました。

 後続には、名古屋地方教会連合会の「名鯱連」が昨年よりパワーアップして登場。「名古屋でGO2」を活気良く乱舞しました。

 今年の東海梯団(西ブロック合同バンド・Jルーム・名鯱連)の参加者数は、約110名でした。
 また、他にも、この地方から熱田教会と平針教会のブラスバンドが参加しました。

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平成16年度 報告

第57回少年少女全国大会が、8月7日・8日の2日間にわたり開催され、少年少女の育成を願いに、多くの催しが行なわれました。

 東海教区Jルームは、大会行事の目玉の1つ「かがやけパレード」へ参加しました。 名古屋地方教会連合会のダンスチーム『名鯱連』を中心に、しらとりマーチングバンドの演奏によって総踊りが披露され、東海名物の仮装行列も加わり、総勢120名が金光町を賑やかに行進しました。