輔教集会


  輔教集会は、管内在籍の輔教を対象に、情報交換・教団人としての意識醸成など輔教の自覚と働きを高めることを願いとした集会です。


平成28年度 輔教集会 テーマ「道を伝える私にならせてください」

 講師 和田真直(まなお)氏(大阪府・東堀教会 信徒)
 講題 「手段から目的へ」

   8月21日 名古屋港湾会館 輔教63名参加

 本年は、開催テーマを、「道を伝える私にならせてください」と掲げ、実際にお手引きを実践している信徒の講話をもとに、信心継承(家族・知人など)を願う上で、お結界にいざない、寄り添うことの大切さについて求め合った。

 講師の和田真直氏は、「手段から目的へ」と題して、はじめに、自身の信心の変化について、次のように語った。
 「信心始めの頃は、難儀の解消、おかげを頂くための信心であったが、本部広前へ日参し、金光様のお取次を頂くうちに、毎日がありがたく、神様が引っ張ってくださる心持ちになった。参拝が楽しくなってきた。参らないといけないではなく、参りたくて参っている。その時に、手段のための信心から、信心が目的に変わったのだと感じた」  続けて、実例を紹介しながら、お手引きの大切さについて語った。
 「皆、もしお手引きした人が助からなかったらどうするのか?と、心配が先に立ちがちである。お手引きしてからは先生の仕事、助けるのは神様の仕事と割り切ることがいる。また、お手引きをしながら自分も信心を進めていく姿勢が大事であり、目の前の困っている人を助ければ、神様、教祖様は喜んでくださると思うことが大切である。信心ほど面白いものはない」

 講話の後、二名の輔教が実践発表を行った。
 発表要約
○「社会でのお手引き」中谷 博紀 氏(静岡教会)
 四十年来の友人が、大変難しい肺の病気を患った。治療は病院の医師におまかせし、何とか生き方のおかげを頂いてほしいと思い、一度、私の信心している神様へ参ってみませんか、と誘った。教会長にお取次を頂いて、理解をしていただいた。病気のほうは大変順調にいき、回復は難しいが良い状態を保っている。
 お手引きについて、教会長から、「信心の良いことを伝えるのはあなたの役目。信心するかどうかはその人の役目」と教えてもらった。友人、知人にも病気などの難儀を抱える人が増えてきた。その都度、助かっていただきたい思いでお取次を頂き、幸せを祈って御神米を渡したり、み教えの冊子をお届けしている。

○「家庭での信心継承」 田中 由美 氏(幅下教会)
  長男は独立して近くに住んでいるが、仕事を理由にフォーゲル活動や教会活動に参加してくれないときがある。あるとき、それまでの不満な思いを息子にぶつけてしまい、お嫁さんが引いてしまうほどの大喧嘩をしてしまった。でもそれが良かった。神様がありがたいということを自然に話すことができた。喧嘩したことによって、お嫁さんも私の思いを素直に受け止めてくれたと思う。
 それから少しずつ二人で参拝させていただき、神様へのお届けもできるようになった。お嫁さんも進んで教会のご用をしてくれ、大変ありがたく思う。


平成27年度 輔教集会 班別懇談テーマ「見直そう!輔教の役割を」

 講師 水野照雄師(教団会議員/放送協議員/三重県・松阪新町教会長)
 講題 「お道に生きる『私』として」

   8月23日 名古屋港湾会館 輔教71名参加

 開催テーマを「見直そう!輔教の役割を」と掲げ、講話を通して輔教の役割や心得をあらためて確認し、その上で輔教に願われている御用として、「教会長の補佐」、「教会活動を担う」、「お道案内(道伝え)をすすめる」に焦点をあて、輔教実践発表、班別懇談を手がかりに、輔教としての御用について求め合った。
 講師は、「お道に生きる『私』として」との講題で、次のように語った。
 「信心をさせていただくということは、この道にご縁を頂いていることを押さえたい。「お道に生きる」とは、教祖様、親神様の、『難儀な氏子をなんとしても助けたい』という願いが、親先祖代々続き、私が助かるために、ここまで道をつけてくだされたことだと思う。
 大祭での信徒各層の御用のあり方をみると、固定化、高齢化、継承問題など課題になる点も出てきている。御用していても問題はあろうが、御用は神様が人をお使いなさること、御用にお使いいただければおかげを頂けると願い、取り組むことが大切である。
 『お道に生きる「私」として』の後に続く言葉は何か、神様にお使いいただくことを喜び、楽しみとすることである。そうした御用がここから先の人達に繋がっていく」

 講話の後、三つのテーマに沿って輔教集会の企画委員が実践発表をおこなった。「教会長の補佐」では安武 立記 氏(熱田)が、「先輩信徒から教えられた、人が助かる教会になるために、親先生(教会長)には結界取次に専念していただけるよう、その他の御用は信徒が担うべきである、という精神で、教会長を補佐する御用にあたりたい」。「お道案内」では吉田 豊 氏(堀田)が、「自分自身が今日まで神様や、御霊様、教会長先生に導かれて命を頂いてきた。その導かれた側の思いを自覚し、すすんでこのお道を伝えたい」。「教会活動」では野々目 雄一 氏(今池)が、「教会活動として、外に信心を伝えるべく掲示板文例の作成にあたり、教会で検討会をもっている。また、互いの信心向上を目指し気軽に語り合える場の企画運営にあたっている。これからも教会長、輔教との話し合いを大切に御用にあたりたい」と、それぞれの取り組みや御用姿勢を述べた。

 その後、予め選択していた三つのテーマの班に分かれ、御用に取り組む上での課題や実践を紹介し合い、全体会では、各班の懇談内容が報告され、講師の感話をもって閉会した。


平成25年 教区輔教集会 報告

 7月27日、名古屋港湾会館を会場に、講師に河井 真弓 師(輔教講師・東京都・中野教会)を迎え、76名の輔教が参集し、教区輔教集会を開催した。
 集会は、4名の輔教が企画を考え、輔教の役割として「道を伝える」ことを主眼にしている。本年度は、自らの信心の何を伝えていきたいのかを求め合った。


 講師は、「神様と共に」との講題で、現代においては説明するということが多くなっているが、「信心することを勧める」ことが大切であるとした上で、輔教としての働きである道を伝えるということはどういうことなのか、体験をとおしてこそ信心になること、お道のための信心を進めることが、いかに神様が立ち現れることになるのかを、自身の体験をもとにして語った。
 その後の班別懇談では、「私のお道案内〜これだけは伝えたいこと〜」をテーマに、家族(家庭内未信奉者)に対して、知人・友人に対して、信奉者仲間(足が遠のいている方など)に対して、それぞれがどのようにお道案内(おみちびき)しているかを求め合った。
 輔教からは、「神様の思いに適っているかを考えながら、信心させていただかなければいけないと感じた」「これからは、自分のための信心ではなく、神様のため、お道のためという大きな信心をしていきたいと思った」など、自身の信心を見つめ直せたことや、ここからの信心とご用の活力になったという感想が寄せられた。

 全体懇談では、参加者を代表して杉下 洋一氏(企画委員・春日井教会)が、自身の歩みを振り返りつつ、「教祖130年のお年柄を迎え、それぞれに信心の歩み、頂いてきたおかげの確認をして、共々に教祖様のご信心をより一層深め、道の展開に役立つおかげを頂きたい」と感想を述べた。  最後に講師は、参加者からの質問に答えながら、「常に『凡夫あいわからず』の精神で、自分が神様と問答しながら信心していくことが大切であり、教祖様がお喜びになるような信心をしてください」と感話で締めくくった。


平成24年 教区輔教集会 報告

 8月19日、名古屋港湾会館を会場に、講師に角南 浩師(本部教庁布教一部次長・岡山県・九蟠教会)を迎え、76名の輔教が参集し、教区輔教集会を開催した。  はじめに講師より、輔教と信徒の違いについて、「輔教は教主金光様から任命を賜わる。金光様の祈りの中身になっていくという自覚が大切である」と確認し、「この道が伝わるとはどういうことか 〜前夜〜」と題して講話がなされた。  この道が伝わるために必要な準備として、「取り組み自体を、天地の帳面に刻み付けること」、「伝わるだけの関係を作ること」、「そのためにはまず聞くこと」、「聞けるだけの信心の基礎体力を養うこと」という四つのキーワードをもとに、自身の身近な事例や、「神人あいよかけよの運動」に願われている信心実践などを交えて語った。(別冊「センターだより講話録集」に収録)  その後の班別懇談では、講話をふまえて、「めざせ!輔教の星☆道を伝える 〜練りだす・打ち込む・やり通す〜」をテーマに、それぞれが輔教を志した「原点」や「自覚」を確認し、道を伝える実践例を共有しあった。  輔教からは「天地の帳面に刻み付けることと良い人間関係作りを、今日から取り組みたい」、「信心を伝えることは難しいが、講話を聞いて、人間関係で信頼を深めることの大切さを教えていただいた」、「『道を伝えないのはこちらの罪』という言葉に、これまで自分の都合で伝えるのをやめてしまっていたことを反省した」、「自分勝手に願う心中祈念から、天地の帳面に刻み付けるという、お結界で御取次を願う信心に変えていきたい」など、道を伝えるという輔教の役割についての感想や決意が寄せられた。  最後に講師より、神様を信じる稽古や御取次を願う大切さを改めて押さえなおし、「神人あいよかけよの生活運動」には、「願い」の中のできていないところ、足りないところを探すより、できていることを見つけ、お礼申しつつ深めて参りたい、と感話で締めくくった。


平成23年 教区輔教集会

 8月21日、名古屋港湾会館を会場にして、「伝えずにはいられない‐信心の喜び・この感動!!」とのテーマで、教区輔教集会を開催した。参加者66名。

 集会は、輔教四名で構成する企画会にてその持ち方を話し合った。本年度は、講師の講話を手がかりにして、輔教の意義である「本教の信心を伝える」という点に重きを置き、自分が一番感動したおかげの中身や信心の喜びを、誰にどのように伝えたいのかを事前に整理して持ち寄り、ここからの信心生活にどのように生かし現していくのかを、班別懇談で求め合った。

 講師の森山恵美子師(島根県・今市教会在籍教師・輔教講師)から、「たった一人の願いから」と題して講話がなされた。
 森山師は、信心の感動をもって生きた神様を伝えることは、人にしかできないことと押さえた上で、森山家の入信を振り返る中で、自身がいただいてきた信心の内容を語り、取次をいただく中から、願われている自分であることと、そういう自分自身の願いはどうなっているのかが明らかになり、その後の生き方が定まった、と述べた。

 参加者からは、「親として願っている私であり、親から願われている私であることが分かり、ここからの願いの大切さをあらためて感じた」「どんなに落ち込んでいても、自分を無にし、身を低くして天地のリズムに合わせることができると、道筋が立っていく、というお話を聞いて、天地のおかげの中にある私であるということを、あらためて実感することができました」など、自身の信心を見つめ直せたことや、ここからの信心の活力になったという感想が寄せられた。

 


平成22年 輔教集会 報告

 8月22日(日)に、ウインクあいち 愛知県産業労働センターを会場に、輔教集会を開催しました。参加者69名。

 本年度は「生き活きとした教会を求めて−元気な輔教 喜び勇んでここからだ−」をテーマに、今西寿彦師(岐阜・南大垣)による講話と班別懇談を行いました。
 講話は、「祈念身信心−神様にお使い頂く−」との講題で、お道の信心を進めていく中で、輔教としてのご用をどのように現していくことが大切かについて話されました。

 初代教会長が取り組まれた「祈りつつ身をもって行う信心」を紹介し、「生かし通しの神様の思いにそって、そのものの働きを生かすこと」から、物や事柄、食物などを本当に生かすあり方を求めることが大切であるとしました。
 また、「人」本来の働きを生かすためには、神様のために体を使う生き方があるとして、自身の四代金光様へのお届けの体験などを交えて、「神様に使われる人、使われやすい人になる」というご用の受け止め方や、教祖様の信心をお手本として求めていくことの大切さについて語られました。
 そして最後に、具体的には日々の信心で「感じる力を養い、未信奉者や道行く人の視点で教会を見る」「新しい参拝者への気配りを行う」「小さなことにも思いを込め、大きなご用につなげる」など、様々な事例を通して、輔教として道を伝えるための熱意と心配りの必要性について語られました。

 講話後は班別懇談にて「生き活きした教会」の姿、また個人としての「元気な輔教」の姿を求めるため、事前アンケートにて日頃より感じている思いを持ちより、改めてここからどのような視点をもって取り組んでいくかについて話し合いました。

 全体会では、それぞれに話し合われた内容が発表され、「あいさつや掃除など小さなことにも心を込め、大きな御用につながるような思いをもたせてもらいたい」「最初の一人の熱意ある行動が周りに伝わることを信じて、一歩を踏み出す思いにならせて頂いた」「率先して行動することの大切さを改めて感じた」など、今後の取り組みへの熱意を共有しました。
 その後の講師の感話では「『生き活きした教会』の姿は、教師にとっても強く求めるところであるが、そのことを熱意をもって求める輔教の姿は、必ず教会にとっても元気な力となる。今後も共に教会のよりよいあり方を求めていきたい」と語られました。

 

 


平成20年輔教集会 報告

 今年度の輔教集会は、8月24日(日)名古屋港湾会館を会場に開催し、73人が参加しました。

 4人の輔教が企画員となって企画会を持ち、当日の内容や運営について話し合い、実施に向けて準備を行いました。本年度は「信心をくらしの中であらわそう」をテーマに、松岡光一師(京都・墨染)による講話と班別懇談を行いました。

 講話は「『私だからこそ』のご用で」との講題で、輔教の意義や役割、心構えについての内容が話されました。教会において輔教の立場で関わるご用についての心構えとして、自身の体験を通して「ご用をさせていただけばおかげが頂ける」「ご用を通して自分がお育てをいただく」との2点を押さえ、それぞれにご用に対する理解を深める大切さが話されました。また、そうしてご用に取り組むにあたって、教会長の願いを共有することの重要性を踏まえて、「私のようなものが…」という気持ちから、「私なりの」「私にできる」ご用を求め、「私だからこその」「私にしかできない」ご用を探し、させていただこうと願う心を育てていくことが大切ではないかと投げかけた。そのための具体的なあり方についても数点紹介しました。「インプット」教話を聞く、書物を読むなども大切であるが「アウトプット」人に伝える、自分が行ってみるなどによる研鑽も大きな効果があります。

 また、教団の願いや働きに目を向け、理解を深めるあり方についても触れられ、教団作成の布教材について、願いを理解して活用をすすめるあり方などが紹介されました。

 その後は、班別懇談において、事前に用紙に記入した「生活の中で取り組んでいること」を持ち寄り、日頃の生活の中で、家庭や教会などにおいて輔教としてどのように取り組んでいるかを相互に話し合い、情報交換を行いました。懇談のまとめとして、集会の参加を通して感じたことを踏まえ、これからの日常において取り組む思いや内容について話し合いました。

 懇談後の全体会では、懇談前半に取りまとめた講師への質疑についての時間を持ち、所長挨拶とご祈念にて閉会しました。


平成19年度 輔教集会報告

 8月19日(日)、名古屋港湾会館を会場に、管内輔教62名が出席して、輔教間の情報交換、教団人としての意識の情勢など、輔教の自覚と働きを高めていくことを願い、「輔教集会」を開催しました。

 今回は、「道を伝え広めるために−くらしの中にできること−」とのテーマで、浅野弓師(愛知・今池)による講話と班別懇談を行いました。
 講話は「道を伝え広めるために」との講題で、輔教の自覚と働きを高めるための内容が話され、現代の宗教事情や教団状況を踏まえて、輔教としての役割について求める中で、「本教の信心を伝える」ことに取り組む意義や実例などが話され、教師と輔教の信頼関係の重要性なども取り上げられました。また、講師が昨年教区にて刊行された冊子「おみちびき」作成に関わった立場から、冊子の趣旨や内容の説明をとおして、活用のあり方について学びました。

 続いての班別懇談では、テーマでもある「くらしの中にできること」という視点から、日常の生活を意識しての取り組みについて、意見や情報の交換がなされた。
 はじめに、自己分析チャートを用いて、自分自身を振り返りつつ、日常生活で取り組める内容について、広く話し合われました。更に「道を伝え広める」「おみちびき」などのキーワードを受けて、それぞれの日常的な取り組みや現状などについて意見を交換し、課題や問題などを話し合うなかで、その重要性について意識を高めたようです。
 懇談で話し合った後は、それぞれが自分自身の日頃の生活の中で取り組む実践目標を立て、記入した用紙を会場に貼りだしました。
 「笑顔での挨拶」や「自分からの挨拶」、「家族へ『ありがとう』を伝える」などの家庭での取り組みや、「話を聞くことを大切にする」「親切を尽くす」などの相手の助かりを願っての取り組み、また、「教会への参拝」や「祈りを続ける」といった、神様へ向かう取り組みなどの様々な目標が掲げられ、輔教それぞれに、新たな願いを胸に持ち帰り、輔教集会は終了しました。


平成18年度 輔教集会

 8月20日、名古屋港湾会館を会場に、管内輔教54人が出席して、輔教間の情報交換、教団人としての意識の醸成など、輔教の自覚と働きを高めていくことを願いとして、開催しました。
 午前は講話、午後からは班別懇談を行いました。

 講話では、今泉明師から「ご神願成就の担い手として−金光大神の信心を今日に現す−」との講題で行われ、ご神願の内容や金光大神の信心のあり方を踏まえたうえで、輔教としての基本姿勢や取り組みについて学びました。「熱意を持って道を伝える」ことの重要性や熱意を持ち続けていくための取り組みなどが語られました。

 続いて、「道を伝え広めるために−個人でできること/教会でできること−」のテーマで班別懇談が行われ、個人的な取り組みと教会全体を意識しての取り組みについて、情報交換や意見交換がなされました。

 はじめに、「昨年からの一年間の取り組み」を振り返り、道を伝えるという働きに注目し、「個人でできること」「教会でできること」のそれぞれについて話し合われた。そのなかで、「あきらめずに祈り続けることで、家族全員で参拝できるようになった」「笑顔で声をかけることを続けている」「家族に伝えたいという願いを込めて、宅祭を続けている」「祭典時などに輔教が一人ひとり役割を持って、積極的に参加するようにしている」「文化教室や典楽活動を続けている」などの取り組みが紹介され、自分自身の信心の成長や道を伝えていくことの大切さを再確認しました。

 最後の全体懇談では、参加者一人ひとりが、「私は道を伝え広めるために○○します!」という形式で発表を行い、「自身の信心の興隆に努め、道を伝えるお役に立つ」「信心の喜びを深める」「家族に信心を伝える」「人に伝えるために言動、行動に注意し、信心を現す」「笑顔で声をかける」などの決意が語られ、その熱意を全体で共有し散会しました。
  

 


平成17年度 輔教集会の報告

 去る8月21日(日)、名古屋港湾会館において、本年度東海教区「輔教集会」が63名の出席のもとに開催されました。

 実施に当たり、4名の輔教が企画員となって、集会の内容、さらに運営や役割分担等について企画会を行い、本年は、2名の輔教による実践発表と班別懇談を柱として、集会を開催することとしました。

 実践発表では、まず、豊橋教会在籍輔教・山本祝男氏から、輔教3期12年を経て、金光教学院特設科に入学し、教師を志したことについて発表されました。自身は、「輔教として、日々の取り組みを積み重ねるなかで、このたび教師とならせていただくことができた。ここからは、教師として一層にお道のご用に立たせていただきたい」と決意を語られました。

 次に今池教会在籍輔教・武藤保之助氏より、今日までの輔教としての取り組み、集会所を開設するに至った経緯を中心に発表されました。そのなかで、「ここからの集会所の機能の展開、輔教として、さらに集会所担当者としての資質向上を図ってまいりたい」との決意が述べられました。

 班別懇談では、「私の取り組み−実践への決意−」というテーマで、まず、参加者の日々の取り組みについて、情報交換を行いました。出席の輔教には、活動報告書を事前に配布し、その記入内容を報告し合うことで、相互に情報を得ることができました。そこでは、「朝参りの後、在籍する輔教で共励会(集会)を実施している。」「教会の洒掃や祭典時の祭員、典楽奉仕等を進んで行っている。」「信心の継承に心がけている。」などの報告がありました。

 続いて、ここからの取り組みについて懇談を進め、情報交換で得た内容を生かしつつ、輔教として、ここから何をすべきか、何をしていくのかを各々が明らかにしていくことに努めました。  ここからの取り組みについては、その後、「私は、○○します!」という発表形式で、全体の場において、一人ひとりが新たな実践への決意を発表しました。


平成16年度 輔教集会の報告

 8月22日(日) 名古屋港湾会館において「平成16年度 輔教集会」が開催され、東海教区の輔教55名が参加しました。

 輔教の実践発表として、伊藤華子氏(豊川教会)が「『輔教とは参る側から、参拝者を迎える側にならせて頂くことです。』といただき、教会活動への積極的に参加し、信奉者・家族・地域の人の助かりと立ち行き、幸せを願い続けている。」との発表がされました。

 続いて、舎野幸治師(京都・石清水教会)より「輔教に求めるもの」との講題で講話があり、「私たちは、金光教団を組織しているメンバーの1人である。そこでは、生神金光大神の働きが絶えず沸騰している。」と教団人としての自覚を持つことと、お道への情熱が語られました。 また、「教会は信心する人だけの教会ではなく、これから信心をする人の為の教会でもある」、「金光教はすばらしい宗教であるとの誇りと自信をもって、教会での働きをしてほしい」と、教会でのご用姿勢について提示されました。 午後から班別懇談が行われ、「笑顔あふれる教会〜今の私にできること〜」とのテーマに沿って懇談がもたれました。